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地すべり対策用波形ハイストローグ集水管施工例
各地で行われている地すべり対策・・・。
これらの地すべり対策はより効率的かつ効果的に行われなければいけません。
「波形ハイストローグ集水管」はそれらの問題をクリアしているとともに現在も各地で用いられ活躍しております。
山形県平根地区Aライン集水工工事
 
山形県平根地区Bライン集水工工事
 
山形県平根地区東南集水工工事
 
市野々原地区治山激甚災害対策特別緊急(その6)工事
 
山形県戸沢村平根地区試験施工 波形ハイストローグ使用 従来鋼管使用
【地すべり集水管】
集水効率について
  集水管は昭和55年ごろまでガスパイプ(SGP50A)、これ以降は塩化ビニルパイプ(VP50)を主体として使用してきました。完成後の施設については集水管の目詰まり、スライム付着等による集水能力の低下有無を判定し、集水機能低下の認められる施設については、その都度洗浄工が計画され、実施されてきました。
 新庄工事事務所管内において昭和63年度に全体的な既設集水施設の点検調査が実施されその結果、集水管の目詰まり、腐食が予想以上に進行していることが判明致しました。
 既存集水管に関してガスパイプの場合強度的には問題ないが、耐久性の面で問題があり10年程で腐食が進行し欠損する場合があり錆付きによるストレーナの閉塞が生じています。
 塩化ビニルパイプの場合は耐久性の面では問題ないが、地質・地下条件によっては強度不足となる場合があります。塩化ビニルパイプの場合施工中の押し込み時破損する問題もあります。
 こうした背景をもとに耐久性・強度・集排水効率について集水管の実験を行いました。
《集水管形状に関する実験………形状集排水能力》
1》目的・・・ 現在まで使用されてきた集水管は円形であるが、集排水効率に関するパイプ形状からの 検討は限られたものであった。ここでは、より集排水効率の高い集水管形状についての基 礎資料を得る目的で実地致しました。
2》結果
《散水下》 図1                  集水量(L/min)
散水量
三角形

三角形

正方形

正方形

波形
⑥ 円形
ポリビンハイポール
⑦ 円形
ビニル管VP
70
(L/min)
1 5.5 9.3 13.6 14.3 7.8 5.7 4.2
2 7.0 12.0 11.2 13.6 8.2 5.7 4.7
3 6.8 10.2 10.2 11.0 7.4 6.2 5.9
平均 6.4 10.5 11.7 13.0 7.8 5.9 4.9
138
(L/min)
1 12.8 27.0 26.7 29.1 18.0 15.3 15.3
2 15.6 28.3 23.9 25.8 18.0 15.3 11.4
3 10.5 24.3 23.6 27.9 16.5 16.5 13.8
平均 13.0 26.5 24.7 27.6 17.5 15.7 13.5
開口率(%) 0.40 0.60 0.59 0.79 0.35 0.41 0.41
集水量は円形パイプより角形パイプの方が多いが開口率に比例した結果である。
《浸透》 図2
流下水が極めて少ない場合
⑤の波形パイプから最初の集水を確認する
(ストレーナφ5㎜10㎝ピッチ4列千鳥)
※ 水量が少ない場合は波形パイプの集水能力大
散水しないでパイプ先端側から浸透させた場合(流下水が少ない場合を想定)は、波形パイプから最初の集水が確認された。波形パイプの溝が集水しやすい状況を作り出していると判断される。
(時間経過に伴って、他のパイプからの集水も確認された)

以上により、円形パイプの逸水量が明らかに多くなり流下する量が少なくなっているのがわかる。
逆に波形パイプは凹状の溝を逸水することなく流下しているのがわかる。
これは、形状に起因した結果であり波形パイプの有利性が認められた。



【波形ハイストローグ集水管】
特殊グラフト樹脂と硬鋼線との複合パイプを波形にしてストレーナをφ5㎜10cmピッチで8列千鳥に数を増やして開口率を2倍(0.82%)にした集水管を製品化致しました。
波形ハイストローグ集水管  集水効果確認テスト
 
社内テストにおいては従来の円形パイプに比較し3.75倍の集排水効果が確認されております。
波形ハイストローグ集水管は、
特殊グラフト樹脂と硬鋼線との複合パイプにより強度を高めることができ、対衝撃・対腐食性・対薬品性と耐久性にも優れ、波形であるため地下水が流入しやすく逸水しにくい形状の集排水効率が最も優れた集水管です。